コロンビア大学、AIディベートツールをテストし論争を巻き起こす

コロンビア大学は、中絶、人種差別、イスラエル・パレスチナ紛争など、デリケートな話題について学生間のより生産的な議論を促進することを目的としたAIディベートプログラム「Sway」をテストしています。カーネギーメロン大学の研究者によって開発されたこのツールは、30以上の大学で3000人以上の学生によって使用されてきました。しかし、この取り組みはコロンビア大学内で論争を引き起こしており、根本的な問題に対処できていない、政治的および歴史的文脈を曖昧にしている、さらには学生の意見を検閲するために使用される可能性があるといった批判が出ています。データプライバシーと教育におけるAIの応用に関する懸念も表明されています。
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